大規模修繕

大規模修繕の不適切コンサルタント問題~マンション内部にも問題が存在~

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1.大規模修繕の不適切コンサルはマンション内部にも存在

大規模修繕工事に関するバックマージンのような問題は、マンション内部にも潜んでいます。

様々な報道で理事長や修繕委員が、自身にバックマージンが入るように業者選定を誘導し、管理組合に不利益を及ぼしたということを見聞きされたことがあると思います。

 

管理組合役員や修繕委員は、本来なら自分たちの共有財産の価値を高めていく、維持していくために、プライベートの時間を費やして、活動されるはずです。

それが、「自分はこれだけ貢献したのだから一定のバックマージンをもらっても良い。その対価をいただいて当然である。」との考えから自身の行為を正当化し、自身の利益に走ります。

このような方には以下のような特徴があります。

 

特徴

・自分で業者を紹介する。

・特定の業者に肩入れをする。

・自分に一番早く情報が入るようにする。

・長年管理組合運営に関わっておりご意見番のようになっている。

・専門的知識をひけらかし、周囲の方が意見できない雰囲気を作り上げている。

 

このような問題を背景に、近年では標準管理規約に利益相反取引の防止に関する条文が規定されましたので参考にしてください。

標準管理規約 第37条の2 (利益相反取引の防止)

役員は、次に掲げる場合には、理事会において、当該取引につき重要な事実を開示し、その承認を受けなければならない。

一 役員が自己又は第三者のために管理組合と取引をしようとするとき。

 

2.大規模修繕工事の利益に対する考え方

大規模修繕工事の工事会社は慈善団体ではなく、会社を運営していくために一定の利益が必要です。

 

管理組合役員の中には、「工事会社が儲けてはいけない、利益を開示しろ」という方が一定数いますそのような話を見聞きする度に思うのが、「あなたはコンビニで物を買うときにその利益の開示を求めますか?」と聞いてみたいです。

さすがにトラブルの元になるので聞いたことはありませんが…

 

また、不思議なことに見積もりを出している会社に「あなたの見積金額が妥当ということを証明してほしい。」と言われる方もいます。自分がやったことを正しいと客観的に説明することは非常に難しいと思ってしまいます。

こういった姿勢からも見積金額が安価であることが仕事を受託できる最もわかりやすい方法だと思ってしまいます。

 

これらは役員でない区分所有者の方からなぜその会社なのか、価格は妥当なのかということを追求されることを想定し発言される方もいるとは思いますが、お互い気持ち良く業務を発注、受託する関係ができあがってこそ、良い結果(仕事)に繋がります。

一人一人の考えが変わっていくことにより業界も変わります。私の記事で不適切コンサルのみならずその存在を生み出してしまっている管理組合運営・社会的背景を少しでも認識いただき、問題を解決していくきっかけになれば幸いです。

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