1.新築マンションの情報収集
2.マンションモデルルーム訪問を予約する
3.マンションモデルルームの特徴
4.マンションモデルルーム訪問時の特徴を考慮した注意
5.注意!マンションを購入する場合、即決は控える
目次
1.新築マンションの情報収集
まずはどの地域のマンションを購入するのかということは希望条件にあるはずです。
そのため、その地域で現在、新築マンションが販売されているのか、もしくは販売予定があるのかを確認します。
①ネット検索
②SUUMO(スーモ)
③チラシ投函
※分譲マンションの近くに住んでいると販売時期に合わせて広告が投函される
④事業主からのダイレクトメール
※特定の事業主は会員登録を行うことにより、新築マンションの情報がメール等で届く。
2.マンションモデルルーム訪問を予約する
興味があるマンションのモデルルーム見学を予約します。
マンション購入者に購入のきっかけを聞いたところ、散歩していたら、たまたまモデルルームがあり訪問したといったことがありますが、予約をしておけば事前に情報を確認でき、資料請求ができる場合にはそこから情報も得ることができます。また、待たされることもありません。
なお、予約をしたからといって、必ず購入しなければならないわけでもなく、時にはプレゼントももらえますので、理解を深めるためにも気軽に訪問してください。
3.マンションモデルルームの特徴
次のような特徴がありますので、これらのことを注意点として忘れずに訪問してください。
①間取りを変更して部屋を大きく見せている(3LDKを2LDK)
②家具は高級でセンスの良いものを使用している
③空間を広く見せる魅力的なデザイン、家具の配置を行っている
④標準の仕様ではなく、オプション仕様を多く取りいれている
4.マンションモデルルーム訪問時の特徴を考慮した注意
モデルルームには棟内(実際にマンション内に設けるケース)と棟外(建設前なのでマンションとは関係無い場所に設けるケース)があります。
棟内の場合、ある程度、マンションの入居開始が近づいた時期に設けられますので、必然と部屋の外に関する情報も多く得られるのですが、棟外モデルルームの場合は特に注意が必要です。
なぜなら棟外モデルルームはある程度広い間取りの部屋(すでに売れている場合でもこのモデルルームを見学する)で、3LDKを2LDKに変更して、より広く見せるといった工夫をしたうえで作られております。
また、家具(販売に含まれていない)も高級でセンスの良いものを使用しており、さらには実際に購入する場合はオプションと呼ばれる追加費用が必要となる仕様が施されて、空間を広く、非日常を演出した場合が多いです。
気に入った仕様があれば、標準かオプションかをしっかりと確認しておきましょう。
このようにモデルルームを訪れる方にとっては舞い上がってしまう、錯覚してしまう仕掛けが多くされておりこれが購入後の後悔に繋がります。
実際に購入を検討している部屋の広さやどのように家具を配置するかといったそこに住んだ場合の生活をイメージしながら、訪問することが必要です。
注意点は内装や家具の配置といった変えられることではなく、周辺環境、マンションの構造設備、眺望等、自分では変えることができない条件をしっかりと確認し、そこでの生活をイメージすることです。
そのためにはモデルルームにある模型、設備図、イメージ映像等をフル活用してください。
なお、最初に住所、年収、勤め先等の情報を提出することが求められます。
個人情報を記載することは不安に感じるかもしれませんが、絶対に嘘はいけません。
もし、マンションを購入するとなった場合には、源泉徴収票の提出は必須ですし、その時に嘘はわかります。
非常に印象が悪くなるので、正直に記載してください。
5.注意!マンションを購入する場合、即決は控える
前述のとおり舞い上がった状態では正しい判断ができません。
また購入後にイメージと違った、確認不足であったということで後悔される方がいらっしゃいます。
営業担当者は「残りの部屋が少なくなっています。他に検討している人がいます。」といって決断を促しますが、まずは持ち帰り一晩考えてみましょう。
他に検討している人がいるなら、そこまで決断を促す必要はありません。
時には本当の場合もありますが、よほどの人気物件でない限りその後もある程度は残っています。
マンション購入は一生に何度も経験することではありません。
失敗、後悔しないためにも言われるがまま申し込みをしてしまうことはせず、納得したうえで購入の申し込みを行ってください。