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マンション管理組合役員(理事)の就任を断る方法!お勧めしない!

マンション管理組合の理事役員への就任を断ることを選択
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アシスタント
マンション管理組合の理事の順番が回ってきたのですが、正直面倒です。何か上手い断り方はありませんか?

 

理事には就任されることをお勧めしますが、どうしても就任したくない方に「断り方・逃れ方」をお伝えします。
ふどみつ

 

こんな方におすすめ

  • 管理組合の役員(理事)の就任を上手く断る方法を知りたい
  • 管理組合の役員(理事)に就任しても上手く逃れる方法を知りたい

 

そもそも、管理組合の役員就任は断ることができるのでしょうか?

 

私としては断ることはお勧めしませんが、結論から言ってしまえば、「断ること」、「辞退すること」ができます。

 

一方で役員の就任を引き受けないと、どうしても周囲から良くは見られません。

 

今回は役員の就任がどうしても難しい場合、マンション生活を考えたときに、角を立てず辞退する断り方を紹介します。

 

まずは役員を引き受けない理由を、2018年(平成30年)のマンション総合調査の結果で確認しましょう。

 

マンション総合調査の結果

役員を引き受けない理由

1位:高齢のため 36.4%

2位:仕事等が忙しく時間的に無理だから 22.7%

3位:面倒くさいから 18.2%

※年代別では70歳代以上の82.4%が「高齢のため」、30~50歳代の38.9%が「仕事等が忙しく時間的に無理だから」となっている。

 

 

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1.マンション管理組合役員(理事)の業務・負担

理事としての一番の負担は定期的に理事会に参加することです。

 

理事会では、マンション全体の管理状況(会計管理、駐車場、居住者からのご意見等)を共有して検討することや、清掃や設備点検結果を確認します。

 

理事会の開催頻度は議題の重さや数によって変わりますが、小規模マンションであれば2~3ヶ月に一度という場合が多いです。

 

一方、大規模マンションほど月1回の開催頻度に近づき、2~3時間程度の開催時間となります。

 

長いところは4~5時間ほどかかる場合もありますが、これは管理会社の準備不足か理事会役員の進行に起因することが多いです。

 

さらに、年に一度、事業・会計報告、次年度の事業計画・予算の決定、来期役員の選出や理事会で決めることができない管理規約の変更等を審議するための総会を開催します。

 

ココがポイント

総会の前後が引継ぎも重なり、最も大変な時期になります。

 

また、役職によって負担は異なりますが、理事長であれば日々の管理会社からの相談や支払い関係の承認もあり、毎週、確認しなければならない書類がたくさんあります。

 

監事は管理組合の会計帳簿等に問題がないかを確認して、総会に報告する義務があり、監査対応はある程度慣れた方でも真剣に向き合えば数時間はかかります。

 

このように役職によっても負担感は異なりますが、時間的拘束への抵抗感や、状況によっては大規模修繕工事の検討が重なる時期、修繕積立金を値上げしなければならないといった役員以外の区分所有者や居住者から快く思われない活動も必要となることから避けられる傾向があります。

 

 

 

2.理事会で重要視される役職への就任を断る方法

自ら進んで役員に就任したいという方は、非常に少ないということが実態です。

 

役員に就任するときに思うこと

  • 「みんな役員に就任しているし」
  • 「役員就任の順番が来たからしょうがない」
  • 「自分が役員のときに面倒な議題は避けてほしい」

 

このような思いを持って管理組合役員に就任する方が大半のため、集団心理から役員就任を断ると、「なぜあの人は役員就任を断ったのか?」、「あの人は非協力的だ」といったことに繋がります。

 

この状況を避けるためには、管理組合役員の就任を断る場合は、とにかく「角が立たない断り方」、「誰もがうなずく正論による断り方」が必要となります。

 

 

 

3.管理組合役員の就任を断る方法と理由付け

標準管理規約に基づき、役員は組合員=区分所有者から選任するという前提での、役員就任を断る方法及び断り方を紹介します。

 

3-1 仕事が忙しいことを理由に断る

多くの人が同じで、そのような人からは、まったくもって共感されません。

 

それでは次の言葉を添えるとどうでしょうか?

印象が変わりませんか?

 

断り方

出張が多く(もしくは帰りが遅い、土日が仕事)、私が理事会に加入することにより、理事会成立に影響を与えてしまい、ご迷惑をかけてしまいます。

将来的に再度順番が回って来たときには、仕事の状況も変わっていると思いますので、そのときは喜んで役員に就任します。

そのため、今回の順番は飛ばしていただけませんか?

 

3-2 海外赴任を理由に断る

海外にいる時間が多いことを理由にすると、就任するように説得する気持ちは弱くなります。

 

断り方

海外赴任が決まっており、あまり日本に帰って来ることができず、私が理事会に加入することにより、理事会成立に影響を与えてしまい、ご迷惑をかけてしまいます。

数年で今の仕事の状況は変わると思いますので、将来的に再度順番が回って来たときには、喜んで役員に就任します。

そのため、今回の順番は飛ばしていただけませんか?

 

3-3 高齢を理由に断る

高齢化は多くのマンションの課題です。①と同じ理由でお勧めできません。

 

断り方

今、このマンションに必要なのは現役世代の方々が管理組合運営に関心を持っていただき、マンションをどのようにしていきたいかということを話合うことだと思います。

私が就任するとそのような方々の機会を奪ってしまい、さらには役員に就任しても古い考えでの意見を言ってしまいます。

役員に就任しない範囲での管理組合運営のへの協力はできる限りさせていただくので、就任は辞退させていただきたいと思います。

 

3-4 子供が小さいことを理由に断る

単純にこの理由では、理事会に連れてきても良いと言われますし、家族で協力して子育てすれば良いと言われてしまいます。

 

断り方

子供が小さいときはかけがえのない時で、できる限り一緒にいてあげたいのです。

将来的に再度順番が回って来たときには、子供も成長していますので、そのときには喜んで就任します。

そのため、今回の順番は飛ばしていただけませんか?

 

 

4.お勧めしない断り方である管理組合役員の就任後の辞任

あらかじめ役員の就任を断る方法に加えて、あえて一度は就任してから辞任するという方法があります。

ただし、この断り方は角が立つ場合がありますので、お勧めしません。

あくまでも一つの方法として紹介します。

 

マンション管理組合役員への就任を断るスーツの男性

 

4-1 積極的に理事会に出席できる候補日を伝える

役員に就任した場合、理事会に参加するかどうかが重要視されますので、やる気があると見せかけるためにあえて積極的に「第●週の●曜日の●時頃からであれば参加します」と伝えておきます。

 

そうすると参加の意志があることは伝わります。

 

断り方のポイント

多くの方が選ばないような理事会の日程を伝えます。例えば、「月曜日の朝10時や金曜日の22時からであれば理事会に参加できます」といった日程です。

 

理事会は理事長の都合を優先しつつ、最も役員(厳密には理事)が参加できる日程で開催されますので、まずこういった日程では開催されません。

 

理事会が成立するかどうかは重要なことのため、日程が合いにくいことを理由に、役員の就任を断る理由として話を通すことができるかもしれません。

 

しかし、時間的自由が多い役員が揃った場合、実際にその時間に理事会が開催される可能性があります。

 

そうなった場合、参加するしかありませんね…。

 

4-2 引っ越しを検討していると伝える

引っ越しする予定であり、役員に就任すると理事会に迷惑をかけてしまうと伝えます。

 

実際に引っ越しをすればいいのですが、しなかった場合、「あの人引っ越し予定ではなかったのか?」となり、白い目でみられます。

 

ココに注意

役員の就任要件として、「マンションに現に居住する」=「現住規定」が撤廃されたマンションでは、所有者でいる限り、役員に就任できますので、管理規約を確認しておく必要があります。

 

4-3 役員就任後に辞任する

知能犯と言えるかなりずる賢い断り方です。

 

まずは役員にすんなり就任します。そして、理事会開催案内等には必ず返事をします。

 

その後、2回ほど理事会を欠席して、「何とか理事会の役に立ちたいと思って役員に就任したが、結果、理事会に出席できず迷惑をかけてしまっている。理事会も成立しにくくなってしまうため辞任したい。」と申し出ます。

 

管理組合と役員の関係は委任関係であり、いつでも辞任を申し出ることができますので、協力姿勢は示しながら、辞任する方法です。

 

ココに注意

後任を決めなければならないといったことで、後任の役員や補充の決議を行う理事会役員に負担をかけてしまうので、あまりお勧めできません。

 

 

 

まとめ マンション管理組合役員の就任を断る方法

管理組合役員はプライベートな時間を取られて面倒といったことや、そもそも管理組合活動に協力する気もないという方が多くいるのは事実です。

 

また、管理組合役員はボランティア活動と言われることもあります。

 

ここで考えていただきたいことは、管理組合活動はマンションの資産価値を上げるために行うということです。

 

ココがポイント

管理組合活動を通して知り合う人々、身に付けることができる知識や経験は決してボランティアのような見返りを求めない無償奉仕ではなく、自分のために、家族のために、マンションのために返ってくることが多いものです。

 

今回はこのような記事を書きましたが、役員に就任する機会が訪れたときには、積極的に関与されることをお勧めします。

※矛盾しているようですみません。

 

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